朝ごはんを食べない子ども~解決策は生活時間の見直し?!〜

 

ー朝ごはんをしっかり食べてほしいー

 

目次

-「朝ごはん」の大切さ

- 4歳になり朝ごはんを拒否するように

- 解決策?!「おはよう!お腹すいた!」と言わせたい!

     ・〈作戦〉と〈結果〉

- 消化のよい夕食も効果的

 

 

「朝ごはん」の大切さ

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朝ごはんの大切さについては、いろいろなところで言われています。

しかし、まわりのお母さんたちと談笑していると「朝はぐずって食べたがらない」「ボーっとしていて、ご飯に時間がかかる」「朝は食欲があまりないから」という話がよく聞かれます。

 

朝ごはんの "力" とはなにか?

①エネルギー補給
夜、寝ている間にも、体はエネルギーを消費します。

したがって、朝はエネルギー不足の状態で目覚めるため朝ごはんで補充する必要があります。

②体を起こす

寝起きは、体が眠った状態です。

朝ごはんを食べると体温が上がり、体が活動モードになり、心身のリズムが整います。

 

このように朝ごはんは、1日をスタートさせるために欠かせないものです。

親としては朝ごはんは必ず完食してもらいたいですよね。

 

 4歳になり朝ごはんを拒否するように

 息子は、朝ごはんはしっかりと食べる子だったので、まわりのお母さん方の話を聞くたびに「あら、大変」と他人事だったのですが...

ある日突然、食卓に座った息子が「は〜食べたくない」と溜息をついたのです。

 

思い当たる理由は下記の③つです

①お腹が空いていない

②食べる時間があったらおもちゃで遊びたい

③言ってるだけ

さてどれだろうと考え、子どもの様子を観察しながら作戦を練りました。

 

解決策?!「おはよう!お腹すいた!」と言わせたい!

こちらをスローガンに作戦を練りました。

〈作戦〉

●夕食時間を早める

(pm7:00だった夕食をpm4:00〜5:00に変更)

●消化のよい食事を心がける

●夕食後に散歩・運動

 

〈結果〉

なんと「おはよう!今日、(朝ごはん)なに?」と食卓にやってくるようになりました!

夕食を早めることで、就寝時間がpm7:00になり起床時間がam6:00と全体的に1時間早まったことも成功のカギになったのではと考えています。

 

●夕食を早い時間にすますことで、消化吸収がしっかり進み、朝起きた時にお腹がすいている。

●朝、早く起きることで時間に余裕ができ、朝食後におもちゃで遊ぶ時間ができた。

 

要するに、「夕食の時間を早めること」で子どもの朝ごはんの悩みは解決しました。

 

 消化のよい夕食も効果的

なんらかの理由で、夕食の時間を調整できない場合は、夕食のメニューを消化の良いものに変えることも効果的だと思います。

〈消化のよい食品〉

穀類/ 白米、粥、うどん

魚介類/ 白身魚

肉類/ 鶏肉、脂の少ない赤身肉

卵/ 半熟卵

豆/ 豆腐、高野豆腐

乳製品/ 牛乳、ヨーグルト、チーズ

野菜/ ほうれん草、じゃがいも、人参

果物/ バナナ、りんご

油脂/ サラダ油、マヨネーズ、バター

 

ゆっくりとよく噛み食べ、腹八分目とすることや、薄味を心がけることも消化促進するのに効果的です。

 

 

子供の生活の基本は ”早寝早起き”

朝起きてすぐに食欲がわかない場合は、ストレッチなど少し体を動かしてから朝食をとるのもいいかもしれません。

生活時間の見直しは、朝ご飯問題に一役かってくれるかもしれません。