【原因は?】ミニトマト不作

大事に育てたはずのミニトマト

 

初めてのミニトマト栽培

 

不作でした。

 

⇩綺麗な真っ赤なミニトマトは10個ほどの収穫

   ま、1株だけだしこんなものか。と思っていま したが...調べたら、どうやら違うようで。

原因を探ってみました。

 

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まずは、ミニトマトの原産地

日照時間が長く雨が少ない乾燥地域である、中南米(南米アンデス高地)。

 

 

次に、ミニトマトの栽培方法です

 

ミニトマトは日当たりの良い場所を好む
 日照不足が続くと、株が貧弱になり、花にも十分な栄養が行き渡らず、着果しにくい状態になってしまう。

⇨これはok  日当たりは良好でした。

 

②苗の植え付けは暖かい時期に行う

 トマトの苗の植付けに最適な時期は、4月下旬〜5月の暖かい季節。この季節よりも気温が低い時期に植付けをすると、花が咲いても着果せず、ガクから落ちてしまう場合がある。

⇨植え付けは5月頃に行いました

 

③水やりをしっかりする

 土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えるようにする。水やりの際は葉や茎に水がかからないようにする(葉や茎に水がかかると、蒸れて病気にかかりやすくなることがある)

⇨根元にたっぷり与えていました

 

④肥料の与え方

 トマトは非常に強い植物。水や肥料のあまり豊富ではない地域からきたトマトにとって、日本の肥沃な土壌と豊富な水分では強く育ちすぎる傾向にある。そのため、肥料を与えるすぎると、茎葉ばかりが生い茂り、花がつかなくなることがある。
 

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⇨これも大丈夫そう、容量、用法はきちんと守っていました。

 

 

ミニトマト栽培の主な作業は

 「芽かき」 「誘引」 「摘心」

 

⚫︎芽かき

 主茎を真っすぐ伸ばしていく際に、茎のわきからでてくる新しい芽を、できるだけ早く切除すること。

枝や葉を生い茂らせてしまうと、枝を伸ばすことのほうに栄養素が使われてしまい、実に栄養が行き渡らなくなってしまう。また、葉が生い茂ることで葉同士が影をつくり、十分な日照が得られなくなってしまう。主枝は1本だけにするのがベストで2本以上になってしまった時は追肥を1.5~2倍に増やして肥料不足にならないように心がける。

 この作業が、ミニトマト栽培を成功させる為のポイント‼︎

 

⚫︎誘引

 誘引もとても大切な作業です。目標にしている形(多くの場合直立した状態)を維持するためにも、早め早めに支柱へ誘引する

 

⚫︎摘心

ある程度の大きさになったら茎の頂上を切り落とす。茎が伸びるのを意図的に止めることで、実の生育を促すことができる。

 

⑥古い葉の摘み取り

 収穫期の実より下にある古い葉があると、実に養分がいき渡らない為、全て切除して主茎だけのスッキリした状態にする。また風通しを良くしておくことで病害虫の発生を予防できる。

 

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⇨⑤、⑥の作業は全く行っていませんでした。

横に縦に、伸び放題。今日、水やりを忘れたため、元気がありません...

 

【まとめ】

  失敗の原因は、ほとんど全てでした。

ぐんぐんと成長して大きくなっていく様子が嬉しくて、水をあげ見守っていただけだったこと(放ったらかしにしてしまっていた)。トマトの栽培に必要な作業を一切、行わなかったこと。

トマトの栽培って、みんなやってるし簡単そう、光合成と水やりで育つものだと思っていました。  ごめんね、トマトさん。

ミニトマトは強い植物なので、枯れることはなさそうですが、たくさん収穫しようと思うと難しいことを知りました。

  来年こそは、しっかりと原因を理解し、正しい育て方でミニトマト栽培にチャレンジしようと思います。

 

 

【 おまけ 】

 

⚫︎トマトの実が割れる原因は?

 トマトの実は雨に当たると裂果といって実が割れてしまうそう。

ミニトマトをビニルハウスで栽培しているのを見るのは「実が割れるのを防ぐ」ほか、「病気の予防」「劣化の予防」「糖度を上げる」そう。 トマトは雨が嫌いなようです。

 

 

⚫︎トマトの茎や枝が折れたとき対処法

 摘葉や収穫時にトマトの枝や茎を折ってしまっても大丈夫。トマトはとても生命力の強い野菜で上手くやれば再生が可能。

折れてしまっても元の茎に1/3以上繋がっていれば、折れた部分をビニルテープで巻いておくと再生する可能性がある。

万が一枝が完全に折れてしまっても、折れた枝を土中にさして水をたっぷり与え続けると、枝から根が生えて新しい株を育てられる。

 

 

⚫︎一番花の着果不良について
 トマトは、一番花(その株で一番に咲いた花)がきちんと着果しなければ、その後に咲いた花も着果しにくくなるという性質がある。
花の着果不良を防ぐには、人工授粉が効果的。方法は、一番花が咲いたら指で軽くはじいたり、綿棒などでこすったりして人工的に受粉させましょう。

 

 

読んでいただきありがとうございます。