平均貯蓄額が1700万円ってホント⁈

二人以上世帯の平均貯蓄残高は1755万円。

前年の1752万円から3万円、0.2%増となったそうです。

 

平均って聞くとそれ以上でないと焦りませんか?

私は学生時代のテストのイメージが強いです、平気点以上は確実にはとらないと!みたいな。

 

統計って、なんだか曖昧ですよね。

 

実際はどうなのか、気になります。

 

 ●はじめに「統計」とは何か?

 世の中には、直感では判断しにくい問題がたくさんあります。そんなとき、威力を発揮するのが統計です。統計を使えば天気予報、選挙の当確など、データから未来を予測することも可能です。

 

この「統計」を踏まえ、みていきます

 

1.平均値とは?

2.平均貯蓄額は?

3.実際は?

4.統計値の長所と短所

 

 

 

1.平均値とは?

「平均値」とは、統計を使うと、データや情報のさまざまな特徴がみえてきます。その特徴をあらわすものの1つが平均値です。

 つまり、全ての数値を足して、数値の個数で割った値です。小学校で習いますね。

しかし、誰でも知っているからこそ、誤解を招くことも...

 

2.平均貯蓄額は?

 「勤労者世帯の平均貯蓄額は1755万円」です。

これを聞いて「みんなそんなに貯蓄してるの?」と焦りませんでしたか?それは、脳が知っている平均値の知識を使い、なんとなく

「平均値の人がもっとも多い」と判断したからです。

「平均値」という言葉がよく知られているからこそ、誤解を生んでしまったのです。

 

3.実際は?

世帯数が最も多い貯蓄額は100万円以下の世帯で、なんと全体の10%を占めているんです。

これを聞くと安心しますよね。

 そして、貯蓄額が多い世帯が占める割合は小さく、このごく一部の世帯が数値を上げているのです。

 

4.統計値の長所と短所

このように平均値の特徴として、データの中に極端な数値があると、その影響を受けやすいのです。

 ただ全ての平均値についてではなく、年齢別平均身長や体重など全体のようすを知りたい場合にはうってつけです。

 統計で平均値を使うときは、このような長所と短所をしっかり理解しておくことが大切になります。

 

感想

平均貯蓄額と聞くと、"じゃあこの金額を目標に頑張ろう"と思ってしまいます。

冷静に考えれば、平均の意味はわかっているはずなのに不思議です。クセなのでしょうか。

1700万円が平均貯蓄額ということは、最高値はいくらになるのでしょう。上には上がいることはわかっていることですが、気になります。

 

いつか私も平均以上に!

 

夢は大きく!ですね。

 

 

 

読んでいただきありがとうございます。