コーヒーにミルクや砂糖を入れる人の食生活は乱れている?!

 

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コーヒーを知り、まだ「苦い」と感じながら無理して飲んでいた20代。

コーヒーはブラックがかっこいいと思っていました。クールな大人に憧れていたあの頃と違い、いい大人になった今では例に漏れずコーヒー好きです。

 

ダイエットのためのカフェイン摂取、大人の階段を登るためのコーヒーは卒業し、コーヒーを楽しみ始めた30代。

 

ブラックも好きですが、気分でミルク砂糖を入れたり。

30歳を過ぎた今、例に漏れず ”健康志向” になりつつある今日この頃。

コーヒーを飲むときも「体想いのチョイス」が今の気分です。

 

「体想いのチョイス」とは

ミルクを使うのは胃の調子が悪い時。

カフェインは胃液の分泌を促す働きを持っているので、胃が弱っている時は分泌された胃液に含まれる胃酸によって胃が荒れてしまうんです。なので、脂肪分があるフレッシュを入れ胃の粘膜を守ってもらいます。

 

そして砂糖は、疲れている時のブレイクタイムに。疲れた時は、ダイエットなんて言ってられません。適度に糖分を摂取して元気を出します。

 

こんな飲み方が最近の私です。

 

 

そんな中、目にとまったこちらのニュース

 

"コーヒーに砂糖やミルクを入れる人に残念なニュース"

との見出しにドキドキ。

 

恐る恐る読んでみたら、こんな話でした。

 

コーヒーの飲み方って人それぞれですよね。ブラックの人もいれば、その時の気分でっという人いるし、ミルクや砂糖を入れないと飲めない人もいる。

 

 なかでも問題なのはミルクと砂糖は必須という人なのだそう。

 

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"ミルクや砂糖を入れてコーヒーを飲む人は、栄養分がほとんどないエンプティカロリーを多量に摂取するだけでなく、ブラック派よりも食べ物の総摂取カロリーも多い可能性があることがわかってきた。

ちなみに、紅茶にミルクや砂糖を入れて飲む場合にも同じことが当てはまるものの、コーヒーほどの顕著な差はない。"

 

と学術誌『公衆衛生ジャーナル』によって発表されたとのこと。

この研究は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者たちによって行われたものだそうです。

 

(アメリカと日本では食生活に対する意識の違いがあるとは思いますが...)

 

この研究は19,400人の日常的にコーヒーや紅茶を飲む人を対象にして行った調査を行なったそうです。

結果、ミルクや砂糖が必須な被験者は、自分が飲み物に加えたミルク砂糖の存在に無頓着だったことがわかったのだとか。

朝のコーヒーや紅茶にミルクや砂糖を加えても、その分のカロリーをランチで減らそうと考える人は皆無だったそうです。

 

これに対して、甘い炭酸飲料を飲む人たちは罪悪感から意識的に食べる量を減らし、総摂取カロリーを抑えていることが調査でわかったそう。

 

(コーヒーは太らないという、固定概念からなのかもしれません。)

 

太るのは意識の問題?!

スティックシュガー1本分は11kcal、ミルク大さじ1杯は9kcal

コーヒーにミルクや砂糖を加える人はこの分のカロリーが自動的に加算され、ブラック派と比べると、1日の摂取カロリーが多くなります。

 確かに、ブラック派よりも摂取カロリーが多くなるわけなのですが、研究を行ったイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の准教授ルーペン・アン教授は、

「単にコーヒーに加えたカロリー分の差ではない」

と指摘したそうです。

 

(↳ちょっと分かりづらいので、説明を加えると。コーヒー・紅茶に加えた糖分の話ではなく、もっと深いことが言いたい!ということ)

 

要するに教授は、コーヒーを甘くしてデザート感覚で楽しんでいる人たちは食生活が乱れがちな傾向があり、ブラックで飲んでいる人と比べて、日々、糖分・脂肪・飽和脂肪を多く摂取している傾向にあるとも指摘しています。

 

今回の研究では、その理由までは明らかになっていないものの、例えばラテを買うついでにマフィンやクッキーを買ったりする習慣と、大いに関連しているいっているのです。

 

研究のその後が気になります。

 

まとめ

これらの研究結果からわかることは、コーヒーに甘みを加える人は、糖分の摂取について無頓着なケースが多いということです。

どうしてもコーヒーをブラックで飲めないという人は、カルシウムとタンパク質を摂取でき、飽和脂肪が含まれないスキムミルクを選ぶのもいいのかもしれません。

近年では、世界中で生活習慣に対する意識が高まっています。

近い将来、ミルクや砂糖に変わる「何か」が世に出回るかもしれません。

 

生活習慣病などのリスクを考えていまう30代。

少しでも糖分の摂取カロリーを減らすべきか否か。

 

私は、コーヒーをブラックにしたから甘いものを追加しようと思う派。

これは、どうなのか。

 

難しいところ。

 

いずれにせよ、確かなことはたとえ飲み物に溶かしても、加えたカロリーは着実にボディラインに反映されてしまうということ。

 

1日の摂取量を頭に入れて、ストレスのない程度に楽しもう。

 ホッと一息の相棒と、うまく付き合っていきたいものです。