【0歳からの誕生日プレゼント】女の子には一生残るプレゼントを

 

愛する我が子に送る誕生日プレゼントやプレゼント。

 

おもちゃや本など、その時に子どもが興味をもっているプレゼントはもちろん大喜びしてくれること間違いなし。

溢れんばかりの笑顔をカメラに残すことができます。

 

でも、思うんです。

大人になった時に「モノ」は残らないなと。

 

このことを考えだしたのは、妊娠を知り、まだ性別すらわからないころ。

 

女の子なら 絶対コレ と決めていたものがあります。

 

『パール(真珠)』です。

 

本を読んで知ったのですが、古くからヨーロッパでは、女の子が生まれると誕生日ごとに1粒のパールを贈り、成人する時に一連のパールネックレスにするという習慣があるそうです。

 

 

考えただけでドキドキします。

 

0〜10代ぐらいまでは、プレゼントにパールなんて、子どもには理解できないと思います。

しかし、女性ならみな社会人になると必ず欲しいと思う時がくるものです。

だってオフィス、デート、冠婚葬祭...カジュアルからフォーマルまでオールマイティですから。

 

0歳のプレゼントから始めて20歳まで。

20粒のパール。

 

やってみたかった!

性別が男の子とわかったときは、自分の誕生日プレゼントを一粒パールにしようかと思ったほどです。

 

青い海の中、長い時間をかけて生み出される宝石、パール。

 

無垢で清らかなイメージと、その気品ある輝きから、世界中の人々に古来から愛されるパールについて調べてみました。

 

●パールの語源・由来

その形から「洋ナシ」を意味するラテン語の「ピルラ(perla)」や、二枚貝を意味する「ペルナ(perna)」からつけられた、など諸説ある。

和名は「真珠」。

 

●パールの石に込められた意味3つ

1. 愛情の象徴

好きな人とを引き寄せあい、愛し合うというような意味合いを持ち、大切な家族や友人、仲間など身内に対する愛情の象徴。

パールのネックレスは、切れ目なく円を描くその形から、縁を結ぶとされ、多くの人に愛されてきた。

2. 涙の象徴

パールは「月の涙」や「涙の象徴」ともいわれている。

むかし、ある国の女王が葬儀の際にパールを着用し、上流階級の婦人たちもそれにならったのがきっかけとなり、パールがポピュラーになったのだといわれている。

この出来事から「涙の象徴」とされるパールを身に着けることは、故人や遺族への敬意の現れとなったそう。

3. 強い守護力

パールは、邪気をはらって持ち主を守るともいわれ、強い守護力がある。

むかし、船乗りや漁師などが海難事故にあわないようにお守りとして重宝されていた。

弔事・葬儀に黒色のパールが一般的に利用されるのも、お守りとしての意味合いもあるのかもしれません。

 

●パールができるまで

 アコヤ貝などの貝類から、偶然生み出される宝石がパールです。

貝の中に入ってきた異物などを吐き出せなくなると、身を守るためにカルシウムとたんぱく質の層で包んでいきます。

この層が積み重なりパールができあがるそうです。

 

 

パールは見た目だけでなく、石のもつ意味から作られる過程まで魅力的なのですね。

 

白くて甘い見た目のなかに、見え隠れする強い意志をもつパール。

 

知れば知るほど、パールの誘惑にはまってしまいそうです。

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