焦らないで!小学校入学前までに「ひらがな」の存在を知っていれば大丈夫

 

 

小学校に入学するまで「ひらがな」は読めなくていいと本気で思っています。

しかし、七田式プリントのおかげですんなりと、ひらがなを覚えてしまいました。

さて、つぎは…ひとりで本が読めちゃったりして?!

なんて思ったりもしましたが、次のステップには進まないことにしました。

本をひとりで読めるようになることが、そんなに大切なことだとは思えないからです。

だって国立小学校の試験問題に ”文字(文章)読んでください” なんて問題はありませんしね。

 

 

  目次

ひらがなを覚えるのは簡単?!

すらすら「文」を読むのは難しい

無理強いは危険!

一通り覚えたらあとは放っておけばいい

子供が楽しみたいのは想像の世界?

おわりに

 

 

ひらがなを覚えるのは簡単?!

息子は、2歳(6ヶ月)から1日3枚のプリント学習(七田式プリント)を日課としています。

4歳3ヶ月で七田式プリントCにはいりました。

ゆるくのんびりと進めていたのですが、しっかりとカリキュラムが組まれたプリントをこなすことで無理なく、3歳にはひらがなの読み、書きができるようになりました。

何事もコツコツ続けることが大事ですね。

ひらがなは小学校に入学してから覚えればいいとと思っていたものの、いざ子供が読めるようになると嬉しくて次の段階に進みたくなるのが親心。

そこで文字が少ない絵本を渡してみました。

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すらすら「文」を読むのは難しい

本をひとりで読むよう促してみましたが…

もちろん、まだ 「本」なんて読めません。

 ひらがなを文字として認識し読めるようにはなったものの、ひらがながたくさん並んだ文章を読むのは、子供にとってはまた違う話のようです。

もちろん、ひらがなは覚えているので本気をだせばゆっくりと一文字ずつ文章だって読めるはずです。

しかし、これがなかなか子供にとっては難しいようで。

ひらがなが読めるようになっても「本」が読めるようになるわけではないことに、この時、気が付きました。

 

 

無理強いは危険!

幼少期に本が自分(ひとり)で読めなくてもいいと思います。

もちろん個人差はありますし、その子自身に”本を読みたい”という意思があれば別ですが…。

文字を無理やり読ませて「本」が嫌いになってしまっても困ります。

本(文章)が読めるようになるようにトレーニングをするよりも、小学生になるまでにたくさんの本を「読み聞かせ」し、文字を目で見ることに慣れておくことのほうが大切だと思います。

せっかく覚えた「ひらがな」を嫌いになるなんてもったいないです。

 

 

一通り覚えたらあとは放っておけばいい

子供がひらがなを一通り覚えたら、あとは子供にお任せです。

新しい知識は使ってみたくなるものです。

そのうち、道路標識や看板を読み始めたり、ひらがなをかいてみたり…

親に言われるではなく自ら、ひらがなに歩みよる時がくるはずです。

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 (3歳4ヶ月 飼い猫ぴけ・よーだ の絵)

そしてこんなのを↑もってきたら、思いっきり褒めてあげます。

 

 

 子供が楽しみたいのは想像の世界? 

よく図書館や本屋さんで、まだ小さい子供が絵本を開きじっと見つめている光景を見かけませんか?

あれって、絵を通して頭の中でストーリーを楽しんでいるのだと思うんです。

文字は読めなくても「絵」で語りかけてくれるのが絵本のいいところです。

ひとりでもページをペラペラとめくり「絵から何かを感じ想像する」

そして、読み聞かせでは「言葉を耳でキャッチし、絵と結びつける」

子供は、大人には想像できないような物語をイメージします。

このイメージ力こそ幼児期(小学校入学前)のうちに、養う必要があるのではないでしょうか。

 

 

おわりに

 ひらがなは、スパルタ教育をしなくても、いずれ読めるようになります。

幼児期にキャパオーバーの試練を与える必要はあるのでしょうか。

小学校に入学し、すべての科目で必要になってくるのは「読解力」です。

このことから大切なことは、たくさん本の読み聞かせをして文字に慣れ、言葉のボキャブラリーを増やすこと、言葉からイメージを広げられる能力をつけることだと思います。

 

 本が読めるようになる時期には個人差があると思います。

  「お友達はひとりで本が読めるのに…」なんて焦らなくても大丈夫です。

読み聞かせをしていれば、子供は「ひらがな」の存在を知っているはずですし、なんとなく文字の形だって頭にインプットされているかもしれません。

子供の記憶力は侮れません。

 

 

幼児教育の波にのまれぬよう、幼児期だからこそ伸ばしてあげられる能力を見失わないよう時間を大切に、子供と向き合ってみてください。