【4歳年少】クラスに友達がいないらしい
うちの子、クラスに友達がいないらしい(本人情報)
友達がいないと言い張る4歳息子の記録です。
息子プロフィール
(→自画像4歳0ヶ月)
4歳2ヶ月(年少)
体格のいい男の子、一人っ子
性格:とにかく活発、知らない人にも物怖じせず話しかける(とくに年上、大人)、おせっかい、頑固、食欲旺盛
え?クラスに友達がいない?!
「今日は誰と遊んだの?」 「1人」
...?
年少クラスが始まって7ヶ月。
今までは「誰と遊んだの?」と聞けば「〇〇くんと〇〇ちゃん」と何人かの名前を教えてくれたのに急に言わなくなり「1人で遊んでる」と言うのです。
理由を聞くと「1人がいいから」の一点張り。
日にちを空けてから聞いても「友達はいない」と言い張ります。
日記を見返すと
2歳の頃から息子が書いている絵日記を見返してみると…
(→3歳3ヶ月)
年少前の3歳クラスに通っていた時の日記には友達がたくさん登場していたのに
(→4歳2ヶ月)
今は幼稚園の建物を書くだけに。
なにせ初めての子育て、連日これが続くのでちょっとだけ心配になってきました。
よし、先生に聞いてみよう
子育ての悩みはプロに聞くのが1番。
何を質問しても的確なアドバイスをしてくれる、大ベテランの担任の先生に聞いてみました。
「クラスに友達がいないって言うんです」「いや、います!」
...。
先生からははっきり大丈夫と言われたし、毎朝嫌がらずに(むしろ楽しそう)登園しているので心配はいらないようです。
さて、理由は何なんだろうか。
言ってるだけにしては、様子が違うような。
ぼく年中クラスにいきたい!
探り探り、毎日を送っていると遂に打ち明けてくれました。
「ぼく年中クラスにいきたい」「え?!」
と突然、息子から相談され親はアタフタ。
聞けば、年中クラスのお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に過ごす時間がたまにあり、それがすごく楽しいからとのこと。
そういえば
思い返せば、2歳になった頃から公園に行っても同い年の子ではなく年上(小学生)ぐらいの子と遊びたがったり、子供の付き添いの大人に話しかけてみたり。
今、通っている幼稚園にはアフタースクールなるものがあり、このクラスでは他学年がみな一緒に過ごすのですが、このクラスが大好きで「自分のクラス(年少クラス)よりもアフタースクールに行きたい」と駄々をこねてみたり。
そうそう、それから同じクラスの子や同年代の子、年下の子と遊んでる姿を観察していると「〇〇くんは、これを作って」と偉そうに指令を出すんです。
親からすると「友達に命令しないで~」と冷や汗ものです。
要するに”おませちゃん?!”
いろいろ考えいきついた答えは息子は、ちょっと大人びていて、ちょっと背伸びをしたい ”おませちゃん” なのかなということ。
なんでも知ってる年上の子と接することが、今の息子にってはとても刺激的で新鮮なのかもしれません。
かといって、同年代の子に命令したり仲良くできないのは困りものですが…
無理に「同じクラスの子と仲良くしなさい」と押し付けるつもりはありません、しかし言葉の使い方には気を付けて接してもらいたいものです。
親ができることは?
親ができることは、見守ること以外になにがあるのか。
それは、コミュニケーションのとり方を教えることなのかなと思います。
4歳になりたての息子の言葉のボキャブラリーを少しずつ増やし、友達との接し方や問題が起きた時に言葉で解決できる能力、自分の意志を伝えられる能力を身につけられるように。
そしてシチュエーションに応じた接し方を伝え、優しさと思いやりをもって人と接することを伝えていきたいなと考えています。
おわりに
”クラスに友達がいない” という状態が今だけなのか、これから先もずっと続くのかは分かりませんが、今はあまり心配していません。
これも成長過程のはず。
なにかあったらその時、考えようと割り切ることにしました。
しかし、年上の子とコミュニケーションがとれるというのは素晴らしい個性と認めたうえでもやはり同年代の子供ともうまくやっていってもらいたいと思うのが親心。
クラスで友達がいなくとも自分の居場所を見つけ、楽しく毎日を過ごせるように見守っていこうと思います。
子育てとは自分とは違う「ひとりの人間」を育てるということ。
改めて、奥が深いと感じた出来事でした。