【3歳〜】叱るタイミングとコツ

自我が芽生え、行動範囲も広がってくる3歳。

 

叱るべきか否か悩んだり、感情的に怒ってしまったり...

 

怒りすぎてしまった日の夜は、子どもの寝顔を

みて後悔する...

 

このループを抜け出すためにいきついた、わたしなりの答えをまとめました。

 

 

1.  叱るべきタイミング②つ

2.  怒鳴らず「低い声」で丁寧にが効果的

3.  子どもを観察し、その時その場で叱る

4. 「ほめる」は「しかる」を効果的にする

5.  【まとめ】叱り方 〜⑦つのコツ〜

 

1. 叱るべきタイミング

わたしが思う叱るべきタイミングは②つ

 

① 子どもに危険がせまっているとき

(子どもが車道に飛び出したり、コンロに近づいたりしたときなど...)

 

② 他者に危険が及ぶ、他者の権利を奪おうとしているとき

(友だちに手をあげてしまったり、おもちゃを奪ったり、順番を守れなかったとき、友だちにむかって砂を投げたときなど...)

 

叱るタイミングをこの2つに絞り、あとはできるだけ大目にみてあげようと思っています。

 

こう心に決めていても、親側に疲れが溜まっていたり、家事で忙しい時に "事件" が起こると腹の虫が収まらずグチグチと叱ってしまい、あとで後悔するんですよね。

 

たとえば、子どもが飲み物をこぼしてしまったときというのは、わたしが決めた叱るタイミングのルールには当てはまりません。

それなのに『気をつけて飲むようにって言ったでしょ!』と感情にまかせて叱ってしまう。

叱っても仕方がないことは分かっているのに、ついカッとなってしまうんです。

 

どうしようもないことなのに。

 

冷静に考えれば、叱るよりも雑巾をもってきて一緒に拭くとか、こぼしたときの対処法を教えたり、こぼさないようにするための注意点を教えることが必要であって、厳しく注意することではないんですよね...。

 

叱るタイミングを間違えないためには、タイミングの見極めと、親側の感情コントロールが必要だと思うのです。

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2. 怒鳴らず「低い声」で丁寧にが効果的

上記の①、②にあてはまるとき以外はしっかりと子どもに教えなくてはなりません。

叱るときに、感情的になり怒鳴ることは経験上あまり効果はないように感じます。

 

怒鳴るのではなく、目を丸くし驚いた表情で、子どもの手を抑え "低い声" で「ダメだよ」と注意し、"丁寧" に理由を伝えると、親の真剣さが子どもにもちゃんと伝わります。

怒鳴ると、子どもは泣きながら不貞腐れ、親はそれをみてストレスがたまるだけです。

結果、子どもにはなにも伝わらずコトが終わってしまいます。

 

怒鳴らず、丁寧に理由を説明すれば必ず気持ちは伝わります。

 

 

3.  子どもを観察し、その時その場で叱る

コトが起きてしまってから「なにをやってるの⁈」と叱るのでは、子どもには理解できないことが多いです。

子どもの記憶は長続きしないからです。

 

このことをふまえ、子どもに危険なことや社会のルールを教えていくには子どもの行動をしっかり観察すること、子どもから目を離さないないことが大切だと思います。

危ないことをしそうになったタイミングで駆け寄り、注意すれば子どもにもしっかり伝わります。

 

この時のポイントはゆっくり、はっきり、短い言葉(我が子が理解できる言葉)で真剣に伝えるです。

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4.  「ほめる」は「しかる」を効果的にする

「ほめる」と「しかる」の割合って難しいですよね。

褒めすぎても叱りすぎてもよくない気がします。

わたしが目指している割合は、

8(ほめる) : 2(しかる)

「ごはんが全部食べられたとき」「友だちに優しくできたとき」などささいなことでも褒めるようにしています。

 

ほめる割合を高くしているのは、(大人でもそうだと思うのですが)叱られてばかりだと「あなたには良いところはありません」と言われているようで、心を閉ざしがちになってしまうような気がするからです。

 

普段から褒めていれば、子どもに愛情が伝わります。

愛情があれば、ちょっと叱った程度では親子関係は崩れないのではと思います。

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5. 【まとめ】叱り方 〜⑦つのコツ〜

 

①親の都合でしかったり、ひとのせいにしない

→「◯◯に怒られるからダメ」とひとのせいにしない。

 

②叱るときは一貫して

 

③ゆっくり、はっきり、短い言葉で叱る

   そのうえで、子どもが納得できる理由を説明

→「してはいけないこと」の基準を明確にする。曖昧な理由では子どもは理解できない

 

④人格を傷つける言葉は使わない

→「◯◯ちゃんはできるのに」「みんなできるのになんでできないの!」など人格を否定しないで、行為を叱る。

 

⑤子どもを追いつめず、逃げ場を残す

 

⑥その時、その場で叱る

→その場で叱られたほうが、なぜ叱られたのか理解しやすい。子どもの記憶は長続きしない。

 

⑦叱ったあとは気分転換

叱ったあとは、「もうやらないでね」と約束していつもの関係に戻る。

 

⚫︎おまけ 絵本⚫︎⚫︎

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なんと「だめ だめ」と言われるのはママのほう。

ある日突然、ママにあやしい虫?がついてママがとんでもないいたずらっ子になってしまったのです!

親子で大爆笑できること間違いなしです!!

 

 

 

 

3歳〜まだまだ悩みが尽きません。

読んでいただきありがとうございます。