子どもの背を伸ばすために必要なこと
「あと5センチ身長が高かったら」と思うことありませんか?」
「もう少し背があれば、このスポーツを選んだのに」とか「この洋服ほしけど身長が...」など
こんな悩みを一度でも体験したことがあると、我が子にはそんな思いをさせたくないなと思うものです。
身長を伸ばすためにできることがあれば、なんでも試してみたい。
ヒントは、普段の生活の中に隠されていました‼︎
子どもの身長を伸ばすために親ができることとは?!
目次
⒈ 1日10時間の質のよい睡眠を
〜よい睡眠をとるために注意すること④つ〜
2. 骨を太く長くする食生活
3.身長が伸びる運動
4.まとめ
⒌ ◉おまけ◉
1. 1日10時間の質の良い睡眠を
人間の体には、太陽と共に活動をはじめ暗くなると眠るという24時間の体内リズムが備わっています。
成長期の子どもにとって睡眠は体と心の成長はもちろん、朝から元気に過ごすために大切なものであり、この時期の生活習慣は将来にも影響します。
親がしっかりと管理し、生活リズムを作ってあげることが重要です。
そして睡眠時間が少ないと、成長ホルモンの分泌に影響がでて低身長となるリスクが高まるというデータもでていますので、子どもの身長を伸ばすためには「よい睡眠」はさまざまな面からみても必須なのです。
〜よい睡眠をとるために注意すること④つ〜
①食事は最低2~4時間前までに済ませる
食後をした後は、胃や腸が消化活動のため働いています。
この状態で眠りについてしまうと、眠りが浅くなる原因になってしまいます。
食事のあとは満腹感から眠くなりがちですが注意が必要です。
《夕食が遅くなってしまう場合》
食事時間が遅くなってしまう日は消化を早める方法で消化を少しでも早める。
●よく噛んで食べる
咀嚼によって消化にエンジンがかかります。
これは、よく噛むことで食物の表面積が広がり消化酵素がよくいきわたるようになるからです。
●体を温める食事
胃腸を温めると代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなり消化がよくなります。
●食事の前の入浴
食事の前に体を芯から温めることで代謝が上がり、消化が早まります。
湯舟に浸かるのがベストですが、時間がないときはシャワーをしっかり浴びるだけでも体は温まります。
●ヨーグルトを食べる
ヨーグルトは善玉菌の成長を促し、腸内での食物の移動を早めます。
②軽いストレッチ
寝る前のストレッチはリラックス効果や、筋肉を緩め血行がよくなるため、自然な眠気につながります。
激しいストレッチは逆効果です。
ゆっくりのんびりと、子どもととコミュニケーションをとりながら楽しむ程度が効果的です。
③寝る前のテレビ・スマホは要注意
人間は、日光を浴びると覚醒し夜になると眠くなるというサイクルがあります。
寝る前にテレビやスマホから発せられた光を浴びることで脳が「昼」と勘違いし寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったりと睡眠障害にもつながってしまうため要注意です。
④穏やかな時間を過ごす
リラックス効果のある音楽やアロマをたいたり、絵本をよむなどしてゆったりとした時間を親子で過ごすことで質の高い睡眠につながります。
2. 骨を太く長くする食生活
身長は遺伝的な影響を大きく受けるといわれています。
これを踏まえ、早い時期から骨の成長を促す食生活を習慣化していくことが効果的です。
食事を抜いたりせずに、骨を強くするためにカルシウムを、そしてカルシウムの吸収を高めるたんぱく質やビタミンD・Kの摂取はかかせません。
〈骨を太く長くするための食材〉
ヨーグルト、牛乳、チンゲン菜、ほうれん草、厚揚げ、イワシ、木綿豆腐、桜えび、納豆、ひじき、小松菜、うなぎ
〈カルシウムの吸収を促進する食品〉
●ビタミンDを多く含む食品
↳鮭、ちりめんじゃこ、さんま、きくらげ
●ビタミンKを多く含む食品
↳納豆、ほうれん草、小松菜、鶏もも肉
注)カルシウムの吸収を阻害するリンが多く含まれる"インスタント食品"は極力控えるようにする。
3.身長が伸びる運動
適度な運動は、骨・筋肉に刺激を与えます。
とくに身長を伸ばしたい場合は、骨に対して縦方向に働く運動をすると効果的なようです。
たとえばジャンプや鉄棒運動、走ったりする運動を習慣化することで背が伸びやすくなるそうです。
4.まとめ
身長を伸ばすために親ができること、実はあまり特別なことをする必要はないのかもしれません。
大切なことは「規則正しい生活」を送ること。
睡眠・食事・運動といった基本を日々継続することで成長ホルモンの分泌を促し結果、身長を伸ばすことにつながるのです。
この規則正しい生活を送るためには、子どもの心の問題にも目を向けなくてはいけません。
不安やストレスを抱えたまま日常生活を送ることは、食欲の低下や睡眠障害にもつながり、子どもの成長に悪影響を及ぼすと思うからです。
規則正しい生活を送ること=子どもの身長を伸ばす
と思うと、より健康生活に力がはいります。
⒌ ◉おまけ◉
成長ホルモンは寝ているときにより多く分泌されていると聞き私がためしていることがあります。
それは、大きなベッドでひとりで寝かせるというもの。
理由は、小さなベッドで寝ていたり、親の間で縮こまって寝ていては大きくなれないようなきがするからです。
少しでも我が子の身長に貢献できたらと願います。