【0歳から長く使えるおすすめおもちゃ】子供が賢く、健康に育つのは転がるおもちゃ?!
赤ちゃんのおもちゃ選びどうしていますか?
おもちゃ屋さんやネットでみつけよと思うと山ほどある商品に目移りしたり、いざ購入してみると我が子が全く興味を示さなかったりといがいと難しいおもちゃ選び。
できたら長く使えて、身体の発達に一役かってくれるような…そんなおもちゃが欲しいと考えた時に行きついたおもちゃがあります。
赤ちゃんの成長を「すべてを満たしてくれるおもちゃ」とは??
目次
-赤ちゃんはどのくらい目が見えているのか?
-目と体の発達との関わりは?
-気になる脳との関わりは?
-脳・目・体すべてを鍛えることができるおもちゃとは?!
-大人も一緒に!
赤ちゃんはどのくらい目がみえてるのか?
生まれたての赤ちゃんの視力は未熟で目的なく眼球を動かすだけですが、やがて視界に変化があるとそちらに視線を移すようになり、ここから時間をかけ発達し12~13歳になるころにやっと大人と同じようになります。
<視覚の発達>
生後2週 光るものを見ようとする
生後5~6週 大型のおもちゃを見つめるようになる
生後2ヶ月 人や手の動きを追う
生後3ヶ月 小さなものを目で追う
生後4ヶ月 自分の手を見つめたり、物に手を差し出す
生後8ヶ月 目の動作と記憶力のつながりが強くなる
この後、2歳頃になると視力が0.5くらいになり、眼運動反射が精密になってきます。
3歳で視力0.6~0.7になり、4~5歳で視機能は完成に近づき、ここからは完成に向けゆっくりと発達を続けていきます。
目と体の発達との関わりは?
赤ちゃんはの体の発達は、不随意運動(原始反射)から始まります。
ここからの成長は著しく、生後3ヶ月~首が座り、生後6ヶ月~寝返り・ひとり座りという自発的に筋肉・関節を使う身体運動と視覚がうまく統合し発達していきます。
赤ちゃんは外の世界への刺激を求め、自分の体を少しずつ自分の力で動かし始め、それにともない、あらゆる方向に目を向けるはじめるのです。
この時期の我が子の体の発達において重要なのが、目と頭を支えるのに必要な「頸」の発達です。
頸が安定しないと視界から入ってきた世界は不安定になり、体をうまく動かすことができません。
このように、視覚と体の発達は切っても切れない関係にあります。
気になる視覚と脳との関わりは?!
私たちは視覚なしでは生きていけません。
その証拠に「見える」という目でみて視神経で情報を伝え、脳で情報を処理し認識する一連の仕組みを行う大脳の多くの領域は、視覚情報処理のために使われています。
生まれたての赤ちゃんの脳と視覚は未熟なものですが、新生児~1歳頃になると目でみた映像を脳が調整し記憶し始めるという発達が始まります。
まさにこの発達が脳にとって大切なものになります。
赤ちゃんが興味をひくものを見つけ与えることで集中力・記憶力などの神経系統の発達と好奇心を引き出すことができ、日常生活の中で目と脳の発達を促すことができるのです。
脳・目・体すべてを鍛えることができるおもちゃとは?!
上記のことからおススメなのが "ころころ転がるおもちゃ" です。
<目・脳>
ものが転がってくるのを目で追うことで視覚や目の筋肉、目でみたものを脳に伝えることで集中力や記憶力を養い脳を鍛える。
<体>
寝返りができるようになた頃は、おもちゃ見たさにのけ反る姿勢で背筋などの筋肉や頸の発達に、ひとり座りの始まりには腹筋を鍛えよい姿勢をみにつけられます。
ほかにも、転がす対象を手で掴むことで脳の発達に欠かせない指先のトレーニングにもなります。
↑「頸」を鍛えたり
↑ひとり座りの練習にも
生後間もないころは、大人が赤ちゃんの目線で転がしてみせたり、カタカタと転がる "音" を楽しんだり。
息子は生後6ヶ月頃から興味を示し、自分で転がせるようになってからは他のおもちゃに目もくれずに夢中になってあそんでいました。
よく使っていたのは木の素材のものです。
赤ちゃんががおもちゃを口に入れても木であれば安心です。
おもちゃ売り場に置いてあることが多い公文のおもちゃ。
くるくる回りながら落ちてくるボールに夢中でした。
なんと4歳になった今でも大好きです。
大人も一緒に!
「ころころ転がるおもちゃ」は、出産後のホルモンの変化や育児疲れなどによる一時的な視力低下や、加齢による視力低下にも効果的かもしれません。
落ちていくモノを目で追うことは、動体視力や目の焦点を合わせる機能である眼球運動を促してくれるので、衰えた目の筋肉を鍛えなおすことにつながります。
我が子の遊んでる姿を見守りながら、目のトレーニングができるなんて一石二鳥です。
赤ちゃんは五感を研ぎ澄まし、体の成長も伴いながら成長していきます。
赤ちゃんの体は、この世に生まれた瞬間から一日も休まず発達し続けているのです。
そんな我が子にあった「おもちゃ選び」を楽しみながら、その子に合った思い出に残る素敵なおもちゃが見つかりますように。