「笑い」は子育てに必須!~健康で賢い子を育てるために~

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子育てに疲れイライラしていても、子供の笑い声を聞くだけで疲れが吹っ飛んだなんてことありませんか?

子供の笑い声を聞くだけででこちらまで楽しい気分になったり、思わず一緒に笑ってしまったり。

「笑う」ことを意識して生活することでさまざまな効果が得られること知っていますか?

子供の成長のため幸せのために、家族で笑いの絶えない毎日を。

 

 

 目次

 ‐子供のストレスは笑って解決!

 ‐笑いは痛みの鎮痛剤

 ‐笑って体力をつける

 ‐笑って賢い脳作り

 ‐笑ってガン予防

 

子供のストレスは笑って解決!

人間は自律神経(交感神経は日中勉強や運動など体が活発に動くときに、副交感神経は家でリラックスしているときに働く)のバランスをとることで身体の機能を正常に保っています。

しかし現代の子どもは、家に帰宅後や休日でさえも習い事などに追われリラックスできる時間を確保できていないことが増えています。

気が休まる場所がないと交感神経が働き続けることになり自律神経のバランスが乱れ、子供の食欲不振・イライラ・睡眠不足・集中力の低下・ストレスとして体に影響が現れます。

では副交感神経を正常に保つために親ができることはなにか?

それは一緒に「笑うこと」

笑うことはリラックスすること、つまり副交感神経を働かせることにつながるのです。

忙しい日々の中で親子の会話を楽しむことは生理学的な面からみても重要なことなのです。

 

 

笑いは痛みの鎮痛剤?!

脳内の神経物質エンドルフィンを知っていますか?

エンドルフィンはモルヒネの6.5倍の鎮痛効果があり痛みやダルさを打ち消す作用があるるそうです。

このエンドルフィン、実は体全体で笑うことで脳内に分泌されるそう。

子供が転んでしまって泣いている時に笑わせると、痛みを忘れてしまったような素振りをするのは、エンドルフィンが作用しているのかもしれません。

 

 

笑って体力をつける!

笑うことで腹筋だけでなく胸筋や表情筋など複数の筋肉を一気に鍛えることができます。

そして驚くべきことに、腹式呼吸のような大笑いは散歩以上のカロリー消費も期待できるとの報告があるそう。

笑うことは大きな深呼吸を繰り返すこと(=腹式呼吸

この大きな深呼吸を繰り返すことで酸素をたくさん体に取り込むと、血流が良くなり筋肉にたまった疲労物質が取り除いてれる効果もあるそう。

 笑いで体を鍛えるときのポイントは腹式呼吸です!

子供が小さいうちは体をくすぐっつたりすることで思いっきり笑わせるのも効果が期待できそうです。

 

 

笑って賢い脳作り!

顔の筋肉である表情筋は脳に1番近い筋肉です。

笑うことで顔全体の筋肉を動かせば血行が良くなり、脳に必要な血液や栄養を届けることができます。

脳内の血流が増えると、脳の神経細胞の働きが活発になり記憶力・学習力を高めることができるため賢い脳作りにつながるのです。

 

 

笑ってガン予防!

健康な体にも1日3000~5000個のガン細胞が生まれており、このガン細胞の予防には体内に50億個あるといわれているNK(natural killer)細胞は文字通り殺し屋の細胞が関係しています。
このNk細胞はガン細胞やウイルス細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球で、人間の体に生まれながらに備わっている重要な役割を担っている細胞です。
実はNK細胞は笑うことで活性化し、病気のもとを次々と攻撃することができ、免疫力を上げることができるのです。
逆にストレス・悲しみなどの負の情報が多いとNK細胞の働きが鈍くなり免疫力も下がっしまうそうです。

 

 

 

まさに『笑う門には福来る』

毎日笑って暮らすことが習慣になれば子供に必須な体力、免疫、学力がつきストレスレスな日々を過ごすことができます。

親子で腹の底から笑って健康な身体を手に入れましょう。