稼げる大人に育てたいなら幼児期に○○をしよう

 

将来、我が子がどんな道を選んだとしても、生きていくためにはお金が必要であり、自ら働き稼いで生きていかなくてはなりません。

 

お金を稼げるようになるために、親がしてあげられることはなんなのか。

 

脳の発達が著しく、未完成の脳をもつ幼児期に「将来楽しく稼ぐために役立つこと」を脳に教えることは、もしかすると勉強よりも大切なことなのかもしれません。

 

今回は ❝幼児期の脳に教えたいこと❞ についてです。

 

 

目次

    ‐ はじめに

    ‐STEP1

     親にできることって?

  毎日できる簡単な練習方法

 ‐STEP2.

      コミュニケーション能力はリアルな社会で                       

    -絵本は最強のツール

    - おわりに

 

はじめに

我が子が大人になれば、、1から10まで寄り添ってあげることはできません。

親にできることは話を聞きアドバイスをしたり、見守ることだけ。

社会にでたら、親なしで自ら考え行動できるひとりの人間にならなくてはいけないのです。

 

Q仕事ができ楽しく稼げる大人に育てるためには何をしたらいい?

知識をすぐに実践(アウトプット)できる力をつけ、コミュニケーション能力を鍛える

 

 

STEP1.アウトプットについて

親にできることって?

それは脳のベースを作ってあげることです。

 

アウトプットには2通りあります。
知識をとりあえず頭につめ寝かせておき、時期がきたら使う方法か、得た知識をすぐに使う(誰かに話す)方法の2通りです。

 

いうまでもなく「稼げる大人」になるために必要なのは、後者のすぐに知識を使う「学んだらすぐ使う」という能力です。

 

親にできることは、この能力脳)を育ててあげることです。

どんな仕事においても、得た知識を理解し、すぐに行動に移せることは必要不可欠な脳の働きです。

 

アウトプットのベースをつくるには…

学習し頭で理解したことを、すぐに言葉におこし説明したり、他人に伝える練習をする。

ずばり、幼児期からアウトプットの練習をするように、親が誘導するのです。

アウトプットを習慣化し、脳に癖をつけるのは脳の発達が目まぐるしい「今」が一番効率が良いはずです。

 

 

●毎日できる簡単な練習方法

学習により得た知識を自分のモノにし、すぐに使えるようになったら、どんなことにも生かせそうですし、新しいことに挑戦することも楽しくことなりそうですよね。

 

忙しい子育ての合間に「毎日できる簡単な練習方法」があります。

それは、毎日その日に得た知識を実際に家族や他人に言葉で説明し、伝えることです。

 

それだけ?… 

「人に教える」という行為はまず大前提として、自分でしっかりと理解していなければいけません。

したがって伝えることができれば、そのことにについて理解していることになり、説明することでより理解を深めることができるのです。

そして学んだことをすぐ使うことは、得た知識を脳内に埋め込むこともできます。

 

例えば…

会社から帰宅したお父さんに子供が「今日は公園で蟻を見つけたよ」「蟻の家は土の中にあるんだよ」と報告してきたらお父さんは「へ~すごいね!」と子供のことを褒めるはずです。

子供は褒められることが大好きです。

これに味を占めた子供は記憶をたよりに文章をつくり、人に伝える力を身につけることができますし、会話を進めていく中で疑問が生まれ ”もっと知りたい” という気持ちが生まれるかもしれません。

 

このように、褒められることが大好きな幼児期に「人に伝える」練習をすることは、未発達の脳には良い刺激になります。

 

 

STEP2.

コミュニケーション能力はリアルな社会で学ぶ

社会にでたときに欠かせないスキルのひとつに「コミュニケーション能力」があります。

人との関わり方を学ぶことは、仕事の出来を左右するだけでなく、仕事を楽しいものにしてくれる大切なことです。

 

楽しく稼ぐために必要不可欠なコミュニケーション能力も、幼児期から養うべきものなのです。

 

どう養う?…

幼児期の子供にとっておすすめなのが、実際に家から出て積極的に他人と関わりをもつことです。

リアルな社会はアウトプットの練習場であると同時に、コミュニケーション能力を磨くこともできる素晴らしいシチュエーションなのです。

 

 

絵本は最強のツール

コミュニケーション能力と知識のアウトプットを鍛えるのに、最強なのが絵本です。

まずはコミュニケーション能力…

コミュニケーションをとるのに大切なことは「相手の話を聞くこと」「他人への思いやり」をもつことです。

そしてこれが備わっている人は「この人と一緒にいると楽しい」と思われ、どんな人とでも上手く人間関係を築くことができます。

絵本の読み聞かせは「子供の聞く耳を育てると同時に、コミュニケーションをとるのに必要な「思いやり」を養うことができるのです。

知識のアウトプット…

絵本を読むことで新しい知識を身に着け、親子で話し合えば、完璧なアウトプットの練習になります。

 

絵本は「子供のツボ」をついています。

これを利用しない手はありません。

 

 

おわりに

我が子が仕事に就くのは、まだ先のことです。

しかし幼児期の子どもにとっては、勉強・スポーツ・仕事・人間関係などの日常生活すべてが「仕事」です。

 

そして、これらの全ての「仕事」において必要なことは、知識をつけたらすぐにアウトプットできる能力とコミュニケーション能力です。

 

実はこの2つ、生涯を通して必要なことなのです。

 

この2つを、幼児期から脳に教えていくことで、将来「楽しく稼げる大人」になってくれることを願って。